|
|
|
なにかと狭いところに入りたがるはるさん。寝る時も布団のなかに潜り込んでしまいます。
危ないし、暑くなるから、やめなさいって、言ってるのですが、まったく聞く耳持たず。 しばらく放っておいたら、案の定、暑い暑いといって文句言いながら出てきます。 何かに包まれてるのが安心するのか、そういう感覚はよく分かるのですが、 親の気持ち子知らず、というやつです。 さて、話はかわって、先日あった出来事。 うってぃが熱を出して寝込んだので、僕は会社を休んで家で作業することになりました。 仕事をしつつ、はるさんの弁当つくったり、幼稚園の送り迎えしたり、 ごはんつくったり、うってぃの様子みたり、そんな感じでバタバタ。 でも、心配した義母さんが家に来てくれて、晩ご飯をつくってくれることになりました。 ここぞとばかりに仕事をしていたのですが、すぐそばで、はるさんがいろいろと騒ぐので、 思わず、向こう行って!とわりときつめに怒ってしまいました。 はるさんは、すごく悲しそうな顔して部屋を出て行きました。 瞬間、しまった、言い過ぎた、と思いました。 でも、その時は、どうすることもできず仕事を再開してしまいました。 まあ、はるさんも義母さんに適当に相手してもらっているだろう、 と軽く流していたんだと思います。 その時は、あとであんな大変なことになるとは思ってもいませんでした。 少し時間が経ち、仕事も一段落したところで、急になんだか気になりはじめたので、 はるさんたちがいるはずの部屋に様子を見に行きました。 あれ!? はるさんが見あたりません。 おかしいな、と思って「はるさーん!」って呼んでも返事がない。 晩ご飯つくってくれていた義母さんも見てない、と言うし、 もちろん、うってぃはずっと寝ていたので、知るわけもなく。 そういえば、さっき玄関の戸を開ける音が聞こえた気がするなあ。 あれは、お義母さんだと思っていたけれど・・・ 不吉な予感がしました。 もしかして、はるさん、僕に怒られたから外に出て行った!? すぐに僕も外に出て「はるさーん!」と呼んでも全然返事がありません。 あたりはもう真っ暗です。 うってぃも起きて、義母さんと一緒に、大声で名前を呼ぶも、まったく返事がありません。 名前を呼びながら、ああ、怒るんじゃなかったなあ、と後悔しました。 もし迷子になっていたらどうしよう、誰かに連れ去られていたらどうしよう、 数分がすごく長い時間のように感じられて、いろんな思いが駆け巡りました。 と焦っていた、その時! 「おったー!!」 そう叫んだうってぃの足下で何かが小さくこんもりとふくらんでいました。 なんやこれは!と良く見たら、はるさんがブランケットを丸かぶりして 小さな寝息をたてて眠っていたのです。それも、うってぃが寝ていた布団のすぐ隣で。 もうビックリするぐらい灯台もと暗し! 多分、僕に怒られたあと、寝込んでいたうってぃの隣で眠ってしまったのだと思います。 こんなにみんなで大騒ぎして探したけれど、 それでも、はるさんは目を覚ますことなく熟睡していました。 しかし、なんで目の前にいるのに気付かなかったのか。 それは、電気を消して暗かったのと、 敷いていたカーペットとブランケットが濃い色で同化していたうえ、 はるさんが丸かぶりして、完全に寝ていたから。 良く見ればわかるのに、気が動転してたのしょう。 でも、気付かなかったほんとうの理由は別にあるんです。 それは、くだらないことで怒ってしまった僕が、 はるさんが泣きべそかいて外に飛び出して行った、 と勝手にそう思い込んでしまったからです。 そういう経験は子供の頃に僕にもあったから、 つい悪いほうに考えてしまったのだと思います。 安心したのと同時にあまりにも目の前に居たことにすっかり拍子抜けしましたが、 もし、ほんとに外に出て行っていたらどうなっていたんだろうか、と考えると、 ゾッとする気持ちと後悔で、すごく反省しました。 その後、はるさんは何事もなかったかのように起きて、 僕に怒られたこともすっかり忘れている様子でした。 でも、寝る前に急になぜか散歩に行きたいと言いだしたので、 もうずいぶんと夜だったけれど、みなチンと一緒に3人で少し近所をブラブラしました。 一緒に手を繋いで歩きながら、今日のことを思い返して、 僕が勝手に大騒ぎしただけのことですが、 こうやってそばに居られることってすごくありがたいことだなあ、そう思いました。 ちなみに、その日、またはるさんは布団を丸かぶりにして寝てしまいました。 あーもう。 |
曽爾高原の眺め。
とにかくススキだらけ。
山岳ガイドがあらわれた!
にげる まほう たたかう →かすが?
|
|










