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こんにちは。はじめまして。
まだ見ぬ君に僕は何と話しかけよう。

僕は君とにらめっこをしよう。
かたぐるまをしよう。そしたら一緒にうたをうたおう。
青い空を見上げよう。そしたら一緒にどこかへいこう。

夏の冷たい朝、誰よりも早く見た太陽や
冬の暖かい夜、誰よりも長く見た星空に
君もいつか出会うことができるのだろう。

小さな手を握ったのに君は迷子になるのかも知れない。
大きく走り出したのに君は転んでしまうかも知れない。
だからそれは、ずっと全部忘れられないことなんだよ。

どうしたの?何が欲しいの?
まだ見ぬ君に僕は何をしてあげよう。

僕は君とごはんを食べよう。
大きなあくびをしよう。そしたら一緒におひるねしよう。
雨の空からかくれよう。そしたら一緒にどこかへいこう。

春に咲く花弁の中、初めて出会う人々や
秋に散る枯葉の下、最後に別れる人々に
君はいつか笑ったり泣いたりするだろう。

大声で叫びたくなるほど恥ずかしいことがあっても、
涙が止まらないどんなに悔しいできごとがあっても、
それでもそれは、きっと全部素晴らしいことなんだ。

こんなにも、こんなにも、君は待ち望まれている。
どこまでも、どこまでも、僕は待ち望んでいるよ。

君が生まれくること、それだけでじゅうぶん君は幸せなんだ。
君が生まれくること、それだけでじゅうぶん僕は幸せなんだ。

生まれくる君に僕は捧げよう。
生まれくる君に僕は微笑もう。

こんにちは。はじめまして。
まだ見ぬ君に僕はこう話しかけよう。
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元気に生まれてきた。
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と思いつつ、遊んでしまいました。

さて出生届を出した、といっても土曜日に
出したので月曜の審査みたいなのを
クリアしないと受理されません。

つまり名前はまだ戸籍上ないので
公表はちょっとこりゃフライング。

ま、いっか、と思ってしまうところからして
もう親ばかっぷり大爆発です。すいません。

ところで赤ちゃんってすんごいいいにおい
しますねえ。顔を近づけるとなんとも
いえない柔らかい空気のにおいがします。
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週末は奥さんの実家に行って参りました。
退院後初でございます。

実は僕、すごい雨男なんです。
そして昨日の大阪はかなりの大雨。
そんな中、かっぱ着て自転車で
出生届を出しに行ってきました。

折角のこんな日でも雨に降られる僕。
そしてつけた名前が....。


はまだばれ、じゃありません!


早速親子でボーダーズ!
今後とも、ハルをよろしくお願いします
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僕の妻はいわゆる里帰り出産のため、
産後しばらくの間は実家で過ごす。

僕は週末に彼女と生まれた
ばかりの子供に会いに行く。

おむつを換えて、お風呂に入れ、
泣き出せば抱っこをしてあげる。

おっぱいを一生懸命息を切らしながら
飲む間は眠い目を擦りその姿を見つめる。

当たり前でありふれた風景なはずなのに、
何もかもがとても不思議に思える。


そして今、すっかり冷え込んだ夜に僕は家で
ひとり、週末にできなかった洗濯をしている。

十年も一人暮らしをしているというのに
いつまでたっても洗濯が上手くならない。

そんな自分に苦笑いしながら、シャツの皺を伸ばし、
ハンガーに掛け、ピンチを挟み、寒さに少し震える。

ふと見上げた空にひとつだけ、とても
きれいな星が浮かんでいるのを見つけた。

なぜだか僕はとても幸せな気分になった。

今も小さな彼はいつものように泣いているのだろう。
今も彼女はきっと優しく包んでくれているのだろう。


それはきっと、やさしくてあったかくてやわらかい。


冷たい星空のしたで、僕もそんな気分に包まれた。